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  • 執筆者の写真Jacky Ohtaka

我が家の犬

水曜日の夜8:30ごろ、我が家の犬がソワソワし始めて、吐いてしまったので、夜間診療所に連れて行こうと電話をしたら診察代5万円と言われ、諦めて朝7:00からやっている動物病院に駆け込んだ。


夜間待っている間も犬は苦しかったらしく、布団を噛みちぎっていた。あと3時間待ってくれ、あと2時間待ってくれと、音楽も聴けず、一晩自分も寝ずに待ったのだった。ソワソワは治らなかった。


朝5:30に奥さんを起こして、娘の朝食と弁当を作り、車に乗せて動物病院まで向かった。

車に乗るのは慣れていなく、随分前に犬と旅行したときに使ったケージを後部座席に入れてその中に入るよう頑張ったが、怖がって入らなかったので、奥さんが後部座席に犬と一緒に座り、向かった。


15分ぐらいで到着。外にファミレスみたいに名前を書く用紙があったので、それに記入して車の中で待機。一番目に書いてあった名前があったが、予防注射だけであったため、我が家が一番だった。


7時に開業して、3回の診察室に行くと、少し待たされ、入った。

奥さんが症状を話すと先生は「胃腸が心配です。血液検査をします。」と言って注射した。犬は緊張しっぱなし。痛さも忘れている。


待つこと20分。先生はカルテを持って来て、「肝臓の数値も上がっています。人間もお酒を飲んだときに気持ち悪くなりなり吐いてしまう時などは、肝臓が毒素を分解しているので、一時的な症状かと思います。胃腸も弱っている様です。吐き気止めを入れた点滴をします。」と言って診察代に犬を上げた。


点滴は背中に打つもので、水分なのでラクダみたいにコブが出来るそうだ。時間的には5分程度だった。


診察は終わり、会計を済ませてまた車で帰って来た。おしっこが近くなるとのことで、おばあちゃん家に連れて行き、外で昼間は過ごさせた。自分は帰宅後爆睡した。


餌はドッグフードをぬるま湯でふやかして、ササミを入れて、普段の半分ぐらいを目安にあげるといいだろうとのことだったので、その日は奥さんがライヴの日でもあり、夜ご飯は自分が作った。


帰宅時に車の中で奥さんと話したのが、「もう人間が食べるものを与えない」と言うことだった。パンをあげると喜ぶし、少し程度なら人間の食べているものをあげていたが、それは人間のエゴでしかない。犬も当然喜ぶであろうが、かえって持明を縮めてしまっていることに気がつかなかった。反省した。


犬に関しては、年に一度ぐらいの心配なので、当然許す。普段昼間はおばあちゃん家で過ごしているので、毎日迎えに行くのは自分だ。散歩をして帰宅する。


昨日はいつもの倍以上散歩をした。車で帰宅する時なんかは、100メートルぐらい前からエンジンの音で気づいて、駐車場に入れよとすると嬉しくて興奮のあまり飛び上がって泣いているのだ。自分もそれを見て嬉しく思う。


我が家の犬はライフボートと言う施設でもらって来た。推定では自分の誕生日に生まれ、娘の誕生日に保護されたと記録されている。3ヶ月間野良の時代があったのだ。その間、どんなに辛い思いをしていたのかと思うと、いたたまれなくなる。我が家には元気でいてくれるだけで充分天使なのだ。


前回実家で飼っていた犬は16年生きて、病気で安楽死させた。犬は人間より先に逝くんだよな。今犬がいなくなる生活なんて考えられない。


とにかく、苦しい思いをさせてしまってごめんよ。もう家の中でゴロゴロ寝てるだけでいいから。今日も散歩に行こうな。

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