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  • 執筆者の写真Jacky Ohtaka

William Ackerman

思わず涙が溢れて来る。そんな音楽。自分には全く発想が無かった。


John Faheyのファンとしては、彼が生前残した手記で「自分はニュー・エイジではない、オルタナティヴだ」という発言に深く頷いてしまったので、この手のジャンルはノー・チェックでした。


きっかけは何年か前にTSUTAYAのレンタル落ちで100円で買ったCDでした。買って聴かなかった。


昨日、CD棚を見ていて偶然発見したので、改めて聴いてみようと思って、耳を傾けると、それは深かった。いや、この偶然が必然だったのかも知れない。


そんな訳で、William Ackermanを聴いています。上手なギタリストの演奏はもう死ぬほど聴いて来たので、そんなにすぐにピンと来た訳ではないけれど、一回ハマっちゃうとアウト。好きです。


まして、今の自分に必要な要素なんだと思う。いつも自分ばかり棚に上げてしまうが、これは自分のブログということで許されるのである。


一曲目の「Remedios」からやられてしまった。ジェリー・ガルシアとのOld & In The Wayで共演しているデヴィッド・グリスマンのグループにいたダロール・アンガーのヴァイオリンが泣いている。この曲だけでも聴いてみるべきだよ。




こんなにも心を打つ音楽があったのか。


もう一回書くが、自分はニュー・エイジには興味が無かった。都会の中に安らぎを、みたいな胡散臭いキャッチ・コピーにはうんざりしていた。何よりもアンビエント的な作風は自分には向いていないと思っていた。


それがここに来て「やってみなされ」といった感じでガツンとやられてしまった。


音楽はそもそも本気な時はひとりで聴くものだ。集中して聴く時はひとりがいい。


いま、部屋の中で毛虫が出たので急いでトイレに行ってトイレットペーパーを持って来て探したんだけどいない。本やCDをどかしてみたがいない。虫が出た場合、待っているともう一度現れる法則というのがこの家にはあって、予想通り違う場所に現れた。捕まえてトイレに流した。


これから夏じゃん?一番嫌いな季節だよ。ゴキブリとかも出るんだろうな。暑いし。夏になったら二週間に一度通っている病院以外は一歩も外に出ない。エアコンで18度だ。自分がギターを弾き、ギターが自分を弾く。


話はそれたが、ニュー・エイジは自分にとって挑戦し甲斐があるジャンルだと思う。イマジネーションが湧きまくり。アイデアに満ちている。マイケル・ヘッジスやアレックス・デ・グラッシのアルバムも入手したので聴くのが楽しみだ。


自分がこのジャンルを弾いているなんて知ったら周りは驚くだろうよ。でも、戦前ブルースやラグタイム、クラシックなんかもやって来たので、本当に知っている人からしてみれば当然の成り行きかも知れない。


そんな訳で寝るー。


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